「朝がつらい」「頭痛が出やすい」「なんとなくすっきりしない」そんな方にまず見直してほしいのが、朝の日光浴です。
セロトニンという言葉は聞いたことはありますか?
セロトニンという脳内物質は、気分の安定だけでなく、頭痛や自律神経のバランスにも深く関わっています。
このセロトニンをしっかり分泌させるために重要なのが、朝の日光を浴びる習慣です。
では、どのくらい日光を浴びればいいんでしょうか?
一般的な目安として、
晴れている日は15~20分
曇りの日は20~30分程度と言われています。
室内で過ごす場合は、窓越しでも効果はありますが、30~60分と少し長めが必要になります。やはり外に出て自然光を浴びる方が、より効率よくセロトニンを増やすことができます。
特に大切なのは、「起床後1時間以内」に光を浴びることです。朝、目から光が入ることで脳が刺激され、「セロトニンを出そう」というスイッチが入ります。このタイミングを逃してしまうと、分泌リズムが乱れやすくなります。
ここで重要なポイントが1つあります。それは「目に光を入れること」です。皮膚に日光を当てることも大切ですが、セロトニンの分泌に関しては”目からの光刺激”が大きな役割を持っています。そのため、サングラスをかけたままだと効果が弱くなってしまいます。
また、日光浴に加えてウォーキングなどのリズム運動を取り入れると、セロトニンの分泌はさらに促進されます。一定のリズムで体を動かすことが、脳への良い刺激になるためです。朝の散歩は、頭痛予防にも非常に効果的な習慣と言えます。
セロトニンがしっかり分泌させると、さまざまな良い変化が起こります。
まずは血糖のコントロールが安定し、偏頭痛の予防につながります。また、筋肉の緊張も和らぐため、首や肩のコリからくる緊張型頭痛の軽減も期待できます。
さらに、セロトニンは夜になると「メラトニン」という睡眠ホルモンに変化します。そのため、朝にしっかりセロトニンを分泌しておくことで、夜の睡眠の質も安定します。結果として、疲労回復や自律神経の安定のもつながります。
逆に朝日を浴びる習慣がないと、セロトニンの分泌リズムが乱れ、頭痛が出やすくなたり、寝つきが悪くなったりする原因になります。現代は室内で過ごす時間が長く、スマホやパソコンの使用も増えているため、意識的に光を取り入れることが重要です。
朝のたった15~30分の週案が、頭痛や不調の出にくい体作りにつながります。
「忙して時間がない」という方でも、通院前に少し外に出る、ベランダで過ごす、最寄り駅まで歩くなど、できることから始めてみましょう。
毎日の積み重ねが、体を確実に変えていきます。


