「長く歩くと腰が痛い」「立っているだけで腰がツライ」
そんな方は、”歩き方”が原因になっているかもしれません。
腰に負担がかかる歩き方には、共通点があります。
それは”腰だけで身体を支えている”ことです。
本来、歩くときは股関節やお尻、太ももの筋肉が中心になって身体を前に進めます。腰は身体を安定させるサポート役です。しかし歩き方のクセによっては、腰の筋肉や関節ばかりががんばり続け、慢性的な腰痛につながってしまいます。
①反り腰歩き
胸を張りすぎて、腰が沿ったまま歩く姿勢です。
一見、姿勢が良さそうに見えますが、腰の骨(腰椎)が圧迫され続けます。さらに背中や腰の筋肉が緊張しやすくなり、慢性腰痛や慢性腰痛の原因になります。
②大股歩き
健康のために歩幅を大きくしすぎる方も多いですが、腰痛がある方には逆効果になることがあります。
足を大きく前に出すと、骨盤がねじれやすくなり、着地の衝撃も強くなります。その結果、腰が引っ張られて痛みにつながります。
③ドスドス歩き
かかとを強く打ち付けるような歩き方です。
地面からの衝撃は、足首→膝→骨盤→腰へと伝わります。本来、足や膝がクッションの役割をしますが、強い着地では衝撃を吸収できず、腰への負担が大きくなります。
④猫背歩き
背中が丸まり、顔が前に出た姿勢で歩く状態です。
猫背になると骨盤が後ろへ倒れ、腰の筋肉が常に引っ張られます。さらに股関節が使いにくくなるため、腰だけで身体を支える状態になり、疲れや痛みが出やすくなります。
⑤お腹が抜けた歩き方
体幹が不安定で、お腹に力が入っていない歩き方です。
身体が左右に揺れやすくなり、その揺れを腰の筋肉がカバーし続けます。結果として腰がガチガチに固まり、慢性的な腰痛につながります。
⑥足を引きずる歩き方
後ろ足で地面をしっかり蹴れず、足を引きずるように歩く状態です。
この歩き方では、お尻(大殿筋)がうまく使えません。すると前へ進む力を腰で代償しようとするため、腰が疲れやすくなります。
腰に優しい歩き方とは?
腰に負担をかけないためには、腰だけで頑張らず、股関節やお尻を使って歩くことが大切です。
・歩幅は自然に
・静かに着地する
・お腹を軽く使う
・お尻で体を前へ運ぶ
この意識だけでも、腰への負担は大きく変わります。
毎日の歩き方は、身体に大きな影響を与えます。
腰痛を繰り返さないためにも、まずは”歩き方”を見直してみましょう。


