デスクワーク中に、「頭が締め付けられる」「後頭部が重だるい」「肩こりと一緒に頭痛が出る」
そんな症状を感じる人は多いと思います。
その原因の一つが、”姿勢”です。
特にデスクワークでは、長時間同じ姿勢を続けることで首や肩の筋肉が緊張し、緊張型頭痛につながりやすくなります。
緊張型頭痛は、首・肩・後頭部の筋肉が硬くなり、神経や血流へ負担がかかることで起こる頭痛です。
特に負担がかかりやすい筋肉は、
・僧帽筋
・肩甲挙筋
・後頭下筋群
などです。
では、なぜデスクワーク姿勢で頭痛が起きるのでしょうか?
まず多いのが「猫背姿勢」です。
猫背になると頭が前へ出ます。
頭の重さは約4~6kgありますが、前に出るほど首の筋肉は強く引っ張られます。
その状態が続くことで筋肉が疲労し、血流低下や神経刺激が起こり、頭痛へつながります。
さらに、画面をのぞき込む姿勢では眼精疲労も増えやすくなります。
目の疲れは、首や後頭部の筋肉とも関係しているため、頭痛を悪化させる原因にもなります。
また、猫背では呼吸も浅くなります。
呼吸が浅い状態では交感神経が優位になりやすく、
・肩に力が入る
・食いしばる
・首が緊張する
といった状態が続きます。
これも緊張型頭痛を引き起こす原因になります。
では、どんな姿勢が理想なのでしょうか?
まず大切なのは「骨盤を立てる」ことです。
骨盤が後ろへ倒れると、背中が丸くなり猫背になります。
坐骨で座るイメージを持ち、浅すぎず深く座ることがポイントです。
次に、頭を前に出しすぎないこと
耳の位置が肩の真上に近い状態が理想です。
顎を突き出す姿勢は首への負担を増やします。
また、肩の力を抜くことも大切です。
マウスが遠かったり、キーボード位置が合わないと肩がすくみやすくなります。
ひじを軽く曲げ、肩がリラックスできる位置に調整しましょう。
モニター位置も重要です。
画面が低いと頭を下げる姿勢になり、首への負担が増えます。
目線がやや下になる高さが理想です。
さらに、どれだけ良い姿勢でも「同じ姿勢を続けること」は身体への負担になります。
30~60分ごとに、
・立ち上がる
・肩を回す
・軽く歩く
・深呼吸する
ことを意識しましょう。
緊張型頭痛は、姿勢や生活習慣を見直すことで改善しやすい頭痛です。
首や肩だけでなく、”座り方”や”身体の使い方”を整えることが、頭痛予防の大切なポイントです。

