「頭が痛いからコーヒーを飲むと楽になる」
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
実はカフェインには頭痛を和らげる作用があります。しかし、摂りすぎると逆に頭痛を引き起こすこともあるため注意が必要です。
今回は、カフェインと頭痛の関係について解説します。
〇カフェインが頭痛に効く理由
カフェインには脳の血管を収縮させる作用があります。
偏頭痛の一部では脳の血管が拡張していることがあり、その血管を適度に収縮させることで痛みが軽減させる場合があります。また市販の頭痛薬の中にはカフェインが配合させているものもあり、鎮痛効果を高める働きが期待されています。
〇頭痛改善に効果的なカフェインの量は?
一般的には50~100mg程度のカフェインが頭痛軽減に役立つと言われています。
飲み物に換算すると
・コーヒー1杯:約60~120mg
・紅茶1杯:約30~50mg
・緑茶1杯:約20~40mg
程度です。
頭痛が出始めたタイミングでコーヒーを1杯飲むことで楽になる方もいます。
〇カフェインの摂りすぎに注意
カフェインは適量であれば有効ですが、過剰摂取は身体に負担をかけます。
健康な成人では1日400mg以下が目安とされています。
コーヒーであれば4~5杯程度です。
摂りすぎると、
・不眠
・動悸
・胃の不快感
・不安感
・めまい
・頭痛
などの症状が現れることがあります。
また、睡眠の質が低下すると頭痛が起こりやすくなるため、夕方以降のカフェイン摂取には注意が必要です。
また離脱性頭痛とは?
カフェインによる頭痛で意外と多いのが「離脱性頭痛」です。
これは毎日カフェインを摂取している人が、急に飲むのをやめた時に起こる頭痛です。
普段カフェインによって収縮していた脳の血管が、カフェインがなくなることで拡張し、頭痛が起こると考えられています。
離脱性頭痛の症状
・頭が重い
・ズキズキする頭痛
・眠気
・だるさ
・集中力低下
・イライラ
などが代表的です。
通常はカフェインをやめてから12~24時間後に現れ、24~48時間程度でピークを迎えることが多いとされています。
〇頭痛改善には姿勢も重要
頭痛の原因はカフェインだけではありません。
・ストレートネック
・猫背
・巻き肩
・肩こり
・首の筋肉の緊張
なども頭痛の大きな原因になります。
特にデスクワークやスマホの使用時間が長い方は、首や肩への負担が増えやすくなります。
カフェインで一時的に症状が楽になっても、姿勢や身体の使い方を改善しなければ頭痛を繰り返してしまうことがあります。
〇まとめ
カフェインは適量であれば頭痛を和らげる助けになります。
・頭痛改善の目安は50~100mg程度
・1日の摂取量は400mg以下を目安にする
・摂りすぎると頭痛や不眠の原因になる
・急にやめると離脱性頭痛が起こることがある
頭痛を根本的に改善するには、カフェインだけに頼らず、睡眠や生活習慣、姿勢のかいぜんも合わせて行うことが大切です。


