「頭痛がなかなかよくならない」「肩こりと一緒に頭痛が出る」「朝から頭が重い」
そんな症状がお悩みの方は、無意識の”食いしばり”が関係しているかもしれません。
食いしばりとは、上下の歯を強く噛みしめることです。
日中の仕事や家事、スマホ操作に集中している時、あるいは睡眠中に無意識で行われていることが多く、自分では気づけないケースも少なくありません。
〇食いしばりで頭痛が起きる理由
食いしばりをすると、顎の筋肉である「咬筋」やこめかみにある「側頭筋」が強く働き続けます。
これらの筋肉が緊張すると血流が悪くなり、疲労物質が蓄積されます。その結果、こめかみ周辺や頭全体に痛みが出やすくなります。
特に、
・頭を締め付けられるような痛み
・後頭部の重だるさ
・首や肩のこりを伴う頭痛
〇首や肩こりの深い関係
顎の筋肉は首や肩の筋肉ともつながっています。
食いしばりによって顎周囲が緊張すると、その影響が首や肩まで広がり、筋肉の緊張が強くなります。
その結果、
・肩こり
・首こり
・頭痛
・顎の痛み
・口が開けにくい
といった症状につながることがあります。
「肩こりがひどい日に頭痛もでる」という方は、顎の状態も確認してみることもおすすめします。
〇食いしばりが起きやすい人の特徴
食いしばりは以下のような方に多く見られます。
・ストレスを感じやすい
・デスクワークが多い
・スマホを見る時間が長い
・猫背や巻き肩になっている
・睡眠の質が低い
特に猫背やストレートネックでは頭が前に出るため、顎や首への負担が大きくなります。
〇セルフチェック
次の項目に当てはまるものはありませんか?
□朝起きると顎が疲れている
□歯ぎしりを指摘されたことがある
□こめかみを押すと痛い
□肩こりと頭痛を繰り返す
□集中すると歯を嚙みしめている
複数当てはまる場合は、食いしばりが頭痛の原因の一つになっている可能性があります。
〇頭痛改善には顎だけでなく姿勢も大切
食いしばりによる頭痛を改善するためには、顎だけでなく首や肩、姿勢全体を見直すことが必要です。
胸郭の動きや首の位置が改善すると、顎への負担が軽減し、食いしばりも起きにくくなります。
頭痛が続いている方は、肩や首だけでなく「顎の緊張」や「姿勢の崩れ」にも目を向けてみてください。
意外なところに、頭痛改善のヒントが隠れているかもしれません。

