アウターマッスルとインナーマッスルの違いついて

「インナーマッスルを鍛えましょう」「アウターマッスルばかり使っていますね」

このような言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

しかし、実際にアウターマッスルとインナーマッスルがどのように違うのかを詳しく知っている方は少ないかもしれません。

今回は、それぞれの役割や頭痛・腰痛との関係について解説します。

〇アウターマッスルとは?

アウターマッスルとは、身体の表面近くにある筋肉のことです。

代表的な筋肉として、

・大胸筋

・広背筋

・腹直筋

・大腿四頭筋

・ハムストリングス

などがあります。

これらの筋肉は大きな力を発揮することが得意で、歩く、走る、ジャンプする、重い物を持ち上げるなどの動作で活躍します。

筋肉トレーニングで鍛えると見た目にも変化が現れやすく、一般的に「筋肉を鍛える」と聞いてイメージされるのはアウターマッスルであることが多いです。

〇インナーマッスルとは?

インナーマッスルは身体の深い部分に存在する筋肉です。

代表的な筋肉には、

・腹横筋

・多裂筋

・横隔膜

・骨盤底筋群

・ローテ―ターカフ(肩の深層筋)

などがあります。

インナーマッスルは大きな力を出すための筋肉ではありません。

主な役割は、背骨や関節を安定させることです。

建物で例えると、アウターマッスルが柱や壁なら、インナーマッスルは基礎や土台にあたります。

土台がしっかりしているからこそ、その上で身体をスムーズに動かすことができるのです。

〇頭痛との関係

インナーマッスルが上手く働かなくなると、首や肩の表面にあるアウターマッスルが代わりに身体を支えようとします。

すると筋肉が過剰に緊張し、血流が低下します。

その結果、

・肩こり

・首こり

・緊張型頭痛などが起こりやすくなります。

特にデスクワークやスマホを長時間使用する方は、首の深層筋が働きにくくなりやすいため注意が必要です。

〇腰痛との関係

腰痛にも同じことが言えます。

体幹のインナーマッスルがある腹横筋や垂れる筋が十分に働かないと、腰の表面である筋肉が常に頑張り続ける状態になります。

その結果、

・腰の張り

・慢性的な腰痛

・疲れやすさ

などが起こりやすくなります。

また、お尻の筋肉が弱くなっている場合も、腰への負担が増加するため注意が必要です。

〇大切なのはバランス

アウターマッスルとインナーマッスルは、どちらが大切というものではありません。

インナーマッスルが身体を安定させ、その上でアウターマッスルが効率よく力を発揮することで、身体はスムーズに動くことができます。

頭痛や腰痛がある場合、痛い場所だけをケアするのではなく、身体全体のバランスや筋肉の働きを評価しながら施術を行っています。

頭痛や腰痛を繰り返している方は、アウターマッスルとインナーマッスルのバランスに目を向けてみてはいかがでしょうか。

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